チューナー2

ある日、Aという会社より突然電話があり、ケーブルテレビのチューナーの2か月間無料貸出キャンペーンの勧誘を受けました。無料だし、2か月たって嫌だったらやめていいということでしたので、「好きな韓国ドラマも沢山見られるわよね。つまらなかったらやめればいいんだから、損はないわ」と思い、申し込みました。

その後、A社の関係会社と思われる名前の会社から手紙が届き、中の書類を読むと、有料番組の支払い方法について、A社のグループ企業のファイナンス会社であるB社と契約が結ばれていることがわかりました。そんなことは事前に聞いていませんでしたし、キャンペーンの申込をしたのは私なのに、ファイナンス契約者は主人の名になっており、しかも生年月日が間違っていました。

 

私はB社に電話をかけました。「ファイナンス契約を結んだという手紙が突然届きましたが、これは何でしょうか?私はこんな契約知りませんが。」

B社の返答は「こちらではわかりませんので、A社にお問い合わせ下さい。」

 

そこで今度はA社に電話しました。「Bという会社からファイナンス契約を結んだという手紙が突然届きましたが、これは何でしょうか?私はこんな契約知りませんよ。」

A社の返答は「キャンペーンに申し込んだ人は全員ファイナンス契約を結ぶことになっているんですよ。」

「そんなこと最初に説明受けていませんよ。それに生年月日も違っているし。個人情報の管理はどうなっているの?」

「申し訳ありません。」

なによ、いいかげんな対応だわ、とちょっとカチンと来ましたが、グッと我慢しました。