消費者対応研究会の活動目的

消費者対応のプロとして、組織(企業・行政等)内に消費者の声を効果的に届け、組織を動かし、消費者と組織が互いにメリットのある形で社会に共生できるよう、双方のパイプ役となることを目指しています。

今後 消費者ニーズを組織に取り込むためには、消費者対応部門が組織の中心的な役割を担うことが予想されます。それら消費者対応部門のあるべき姿のモデルを作りたいと考えています。

消費者対応担当者の教育、研修等に対応できる人材育成も目指しています。

会員の参加の動機は実に様々です。
毎月水曜日、仕事を終え、それぞれの思いで、定例会に集まってくる会員の本音を聞いてみました。

S・Aさん 19期消費生活アドバイザー

 人間、新しい事をするにはエネルギーが要ります。私が消費者対応研究会(カスタマー研究会)の扉を開けるのにも、ちょっと勇気が必要でした。企業のお客様相談業務に就いてまだ日も浅く、対応スキル向上の機会を求めていた私は、NACSの会報で発足したばかりのカスタマー研究会の紹介を見たとき、「これだ!」と思い、即行動を起こしました。よく考えないで行動する性格もありますが、夫の転勤先の地方で資格を取った頃に感じた就職先や活動の場がない悔しさも、私の肩を押すエネルギーになったようです。
 ドキドキしながら参加した会合のメンバーは業種も多様、経験に基づく意見は勉強になることばかりで、皆さんのパワーに圧倒され、一言も発言しないで帰る日もありましたが、私は不思議と居心地の悪さを感じることもなく、参加し続けました。
 居心地の悪さを感じないのは何故?それは会の雰囲気の良さによるでしょう。相手を尊重するのは皆さんさすが対応のプロ、でもそれだけではなく、メンバーの人柄によるところが大きいのです。そしてその感は例会後の懇親会で一層強くなります。幹事の方々の底知れぬパワー、仕事を終わらせて駆けつけるメンバーのエネルギーに引き寄せられ、私は宿題に頭を悩ませながら、渋谷駅から宮益坂を登るのです。皆さんもご一緒しませんか?

Y・Kさん 23期消費生活アドバイザー

 「こんばんは」の声からカスタマー研の例会は始まります。そうなんです。夜19時からの会合です。みんな仕事を切り上げて渋谷の会場に駆けつけます。それから熱い2時間がスタートします。日常業務でお客様対応をしているメンバーが主体ですから、テーマ毎に真剣な眼差しで意見交換が行われます。全員参加をモットーとしていますからお互いにいい意味で刺激しあい、新たな「気付き」を発見する、そうなんです、この研究会の最大の売りは「気付き!」なんです。自分1人では思い付かない事が、この会では魔法のように突然ひらめいてきます。不思議ですよね。そんなこんなであっという間の2時間が経過。
 その後心地よい疲労とノドをうるおしてくれるのが有志で参加の懇親会です。企業は各々異なってもお客様対応という共通項は何よりも強い結びつきとなっていますので、お酒が入りますと更に盛り上がり気がつくと、もうこんな時間(23時前後)という事になります。こんな楽しくやってますので、興味のある方は一度覗きに来て下さい。

N・Aさん 23期消費生活アドバイザー

 カスタマー研との出会いは、あるテレビ番組をみたのがきっかけでした。あるスポーツメーカーの全社あげての顧客対応を取り上げたものでした。同じスポーツメーカーに勤める身として、弊社がなにもしていないことに大変恥ずかしい思いを感じ、何か始めなくては。。という思いでインターネットで検索し、たどり着きました。
 初めて参加させていただいた時、皆様の熱い思いに圧倒されつつも、いつしか引き込まれていました。なかなか会に参加できずに恐縮していますが、皆様の活発なメールのやりとりに励まされ、教えられ、勉強の毎日です。社内にも遅ればせながらカスタマーサービス室ができました。これもこの研究会に参加して勉強できたからだと思っています。これからもいろいろ教わりながら勉強したいと思います。

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