毎日のように家族の誰かにダイレクトメールが届く。特に新学期を迎えるこの時期、中学生と高校生の子ども宛に様々な塾からのが案内が多く届き、中には結婚式の招待状のようなりっぱなものまであって驚かされる。 これまでDMが届くたび、役に立ちそうな資料があればその部分だけを抜き取って、宛名の部分を剥がして古紙回収へと回し、毎月熱心に届く某塾へは受け取りを辞退する旨を書いた紙を封筒に貼り付けてポストに再投函した事もあったのだが、懲りずに(失礼!)届いていた(紙にハンコを押す事が肝心だとか・・・)。 そして先月、塾のDMの多さに辟易し、送付を停止してくれるよう電話する事にした。 封筒に小さく書かれている連絡先はほとんどがフリーダイヤル、合計5社に電話をかけた。実は、今月からの個人情報保護法の施行を目前に控え、企業の窓口がどんな対応をするのか興味津々だったのだが、塾によってかなり対応が違い、同じく電話での相談業務に就く者として勉強になった。 〜A塾との電話〜 私「DMを止めていただきたいので電話しました」 係「はい・・・では封筒にある番号を教えていただけますか」(急に少し緊張したような声) 私「どの番号を言えばいいですか」(名前から聞かないんだと思いながら) 係「少々お待ちください・・・(保留)、お待たせしました。名前の下にある数字です」 私「2つ書いてあるんですが、アルファベットが付いているほうですか」 係「少々お待ちください・・・(保留)、では・・・電話番号を教えてください」 私「え、電話番号ですか?」 〜B塾との電話〜 |
column 027 DM止めてと電話をしたら 鈴木 昭子 第19期消費生活アドバイザー |
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