3〜4年程前、お客様対応部門に勤めているわけでもなく、消費生活アドバイザーの資格もない私ですが、CSについて学ぶ中、縁あってカスタマー研に参加させていただくようになりました。
当時お客様相談室の仕事に興味があるわけでもなく、消費生活アドバイザーという資格も知らなかった私が、現在は企業のお客様相談室で日々お客様の声を聞いています。
なぜこのような経緯に至ったのか、キッカケはこのカスタマー研でした。

カスタマー研の活動に参加してまず感じたのは、お客様に対する姿勢。どうすればよい良い応対ができるか、という学び続ける意欲。ベテランの方でも常に探求し続けていること、そして何よりメンバーの皆さんの人柄。
今まで知らなかった世界で働く方々。お客様との感動的なエピソードや、応対の苦労話を聞く中で、いつしか「私もお客様対応部門で働いてみたい!」と感じるようになりました。
なかなか望んでこの部門に行く方は少ないと聞きます。物好きと言われても変わり者と言われても否定はできません。

そしてこのご時世、無謀にも転職活動を始め、ついに今年の4月から、念願のお客様対応部門でお仕事をさせて頂いております。職場にも少しずつ慣れてはきましたが、先輩に指導を受けながら学ぶ毎日。電話やメールで届くお客様の声に一喜一憂しています。
まだまだ未熟者ではありますが、新たな道を見つけるきっかけとなったカスタマー研にとても感謝しています。

ここ数年を振り返り、ふとしたことが転機になるものだと感じてはみたものの、今立っているのはようやくスタート地点と言ったところ。毎日の仕事ももちろんのこと、まずは消費生活アドバイザーの資格を取得することが先決。今年こそは良いご報告ができるように…。
というわけで試験まで残りわずか…最後の悪あがき(追い込み)に励みたいと思います。



column 051
キッカケはふとしたところに
川上 望
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