平成124月に異動辞令を受け早いもので、5年が過ぎ去ろうとしています。

異動した時点における当センターは、情報入力システムはありましたが、その他は
アナログ対応で、FAXで来た修理依頼を片手に、コミュニケーターが、走り回っている状況でした。当然受話品質も低く、得意先から電話がつながらない、報告がこない等の苦情に悩まされた毎日でした。

平成1310月に新受付システムが稼動し、CTI、FAX画像読み取り等の新ソフトの導入で、やっと世間並み(皆様方から笑われそう)に改善された環境で業務を行ってます。受話本数も昨年とうとう年間30万件を突破、年々10%以上の増加で、毎日の時間帯別受話状況のグラフを見ながら頭を抱えている今日この頃です。

当センター運営にあたり小職として常に心がけている事を少しお話させて頂きます。

まずは、コミュニケーター(主力は派遣社員)の人達との温かい人間関係作りです。

個人別評価制度を導入し、成果主義(時給の見直し)は、とっていますが、一方で社員旅行(日帰りですが)や忘年会に格安料金で参加して頂く等で、社員との垣根を取り除き、一体感を持った職場作りを目指してます。昨年はお台場の大江戸温泉村でまったりした一日を楽しみ、日頃のウップンを晴らす事ができました。(翌日には、すぐに現実に引き戻されましたが   残念…・)

次に声掛けです。病気で休んだ翌日に、「大丈夫?」とか、ヘヤスタイル、ファッションについてコメント「今日は素敵だね」とか、極力声を掛けるようにしています。一人一人の動向に気配りするのは大変ですが、意識して続けています。(女房には実践出来てません   反省…・)おかげ様で、家庭の事情(実家に帰る・親の介護等)以外での離職は殆どなく、定着率が比較的高い職場になっています。

最近の傾向として、自己中心的な考えを持つ消費者が増えており、言ったもん勝ち≠フ風潮が強く、対応に苦慮している毎日ですが、公正・平等を第一に、小職の軸がぶれないように(これが結構難しい事ですが)素晴らしいコミュニケーターの協力のもと、頑張っていきたく思ってます。

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お客様センターに異動して早5
山田 一利 第23期消費生活アドバイザー
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